2019年12月15日日曜日

2019年 クリスマスコンサート


今年もやりました。地区の方々も待ち望んでいた、コンサート
今年は12月7日、13時から始まりました。
総勢17名のコンサートになりました。


年々、レベルアップする演奏会、

ビバルディ:2つのバイオリンのためのコンチェルト3-11より
コレルリ:クリスマスコンチェルト
ホルスト:セントポール組曲より他、
沢山の曲を演奏してくださいました。

 地区の人は勿論、このコンサートを楽しみにして来て下さる方も定着しました。
今まで1番大きなストリングスでしたので、音の響きもよく、みなさんに満足していただけました。
光太郎が、小学校の学芸会でサンタクロースに扮して、児童全員にプレゼントをあげたことから、この企画が始まりました。地区の子供たちの詩の朗読 。サンタさんからのプレゼントもありましたよ。
 そして、光太郎が住んでいたころ、子供だった方たちの朗読、
どちらもすてきでした。
 狭いホールですので、全体広々と、というわけにはいきません。毎回沢山の曲に挑戦してくださる光太郎ストリングスの皆さんに盛大な拍手が送られました。
来年も楽しみにしています。


2019年12月1日日曜日

大船渡市民講座

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
先日、ここ記念館周辺にも雪が降りました。
まだモミジが赤く、寒いですが美しい景色でした。
光太郎もこんな景色をうっとり眺めたに違いありません

 朝の景色です。まだ寝雪にはなりませんから、現在では雪は消えております
さて、岩手県大船渡市から講演依頼がありました。
1度目は先月、11月18日に行われました。
あいにく曇りの天気でしたが、海の見えない花巻市と景色が違い、気分まで違います。
リアスホールは、図書館も併設している建物でした。
 高村光太郎記念館長は、「光太郎と、クラッシック音楽」と題しまして講演し、その後
私達が少しお話させていただきました。「光太郎レシピ」と題しまして、光太郎が食べたであろう食卓を、私達女子職員が再現しています。
たびたび光太郎の日記に登場する食材、実際作っておいしかったもの、再現するのに苦労したもの、光太郎が書いたフランス語のレシピなどを中心にお話しさせていただきました。
 受講者の方々に、私達が今まで撮り貯めた写真をたくさんご覧に入れ、当時としてはハイカラな「光太郎の食の世界」にご案内しました。

実際には2人共大変緊張しました。
快く最後まで聞いていただき、受講者の皆さん大変ありがとうございました。
次回は12月18日、場所は同じ大船渡市リアスホールで、当館の理事の浅沼隆が講演します。実際に光太郎に会った方で光太郎との思い出話をする予定です。

2019年11月22日金曜日

ホームスパン

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
今回は、光太郎と智恵子の遺品である、ブランケットのお話です
この記念館が新しくなって、場所を移動するときに、光太郎の遺品を整理しました。
遺品は常時展示されているものと、時々企画展などで公開されているもの、また、非公開の物、とあります。
このブランケットは非公開のものです。

 今回公開するにあたって、それぞれ専門の分野の先生方に研究していただきました。
物がホームスパン、という事で、染色や、織りの専門の方にもご教示を賜りました。
当記念館の企画の予定が詰まっていましたので、今回、盛岡の旧岩手銀行本店、「赤レンガ館」で、2日間だけでしたが初お披露目をしました。
沢山の方々に見ていただくことが出来ました
「 盛岡ホームスパンの祭典」です。
岩手はホームスパンが今でも根付いている場所です。
ホームパンは光太郎が住んだ、ここ花巻市太田村山口に根付かせようとした産業の1つです
その当時、光太郎がホームスパンの事で交流があった方の子孫の方が、今でもホームスパンを作り様々な活動をされています。
 隣の「プラザおでって」という建物では、「蟻川工房」の喜久子さんや県立短大の菊池先生のスペシャル講演もあり、盛沢山でした。
当館長も、かけつけ、みなさんの関心の多さにびっくりでした。
来年はぜひ、当館でも展示して多くの皆さんに見ていただきたいです。
ホームスパンミーティング実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。

2019年11月11日月曜日

美しき落葉

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
紅葉も大詰め?を迎えた感じです。
今年は暖かいせいか、葉がまだ落ちずにいる樹木がたくさんあります
2度の台風にも耐えた木が綺麗に紅葉をはじめました。
 紅葉には日光が大事ですよね。
ここ記念館の敷地も日の当たり方で紅葉の具合が一定ではありませんが、
今年はどこを見てもきれいです
 写真では伝わりにくいのですが、光太郎の詩を読みながら
秋の気分に浸っていただきたいです

 美しき落葉

私は交番の前で落ち葉を拾った
鈴懸木の大きな落葉だ。
軸を持って日にすかすと、
金色と緑青とが半々に
この少しちぢれた羽団扇を染め分ける。
私は落葉が何でも好きだ。
落葉はいつでもたっぷりあって温かで
さらさらしてゐて執著はなく、
風が吹けば飛び、
いつのまにか又いちめんに積み重なって
秋の日をいっぱいに浴びてゐる。
落葉の匂ひは故国の匂ひ、
わけて落葉を焚く青い煙の親しさよ。
ああ林間に紅葉を焚いて酒を暖めた。
昔の人のゆかしさよ。
今あたたむる酒はなくとも、
人よ、君の庭に積む阿知波焚いて
君が家庭農園の加里をえたまへ。
私は拾った鈴懸木の一枚の葉を
如何に木で彫らうかと考へてゐる

昭和19年9月18日作。
「近代三題」の二


光太郎はこの紅葉を手に取るように詩を書いてますね。

2019年10月28日月曜日

秋の祈り

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
台風で記念館周りの樹も葉が枯れたり無くなったりしましたが、残った葉が色づいてきました。
抜けるような青空に紅葉が映えますね
先日、きつねが訪問してきました。
私は初めてです。
朝でしたが、居合わせたお客様は、逃げられないようにそっと写真を撮っていました。
これも森の楽しみですね。
でも野生動物ですから、くれぐれも近づかないように、

今日は、光太郎の詩で「秋の祈り」を紹介します

      秋の祈り

秋は喨喨(りょうりょう)と空に鳴り
空は水色、鳥が飛び
魂いななき
清浄の水こころに流れ
こころ眼をあけ
童子となる

多端粉雑の過去は眼の前に横はり
血脈をわれに送る
秋の日を浴びてわれは静かにありとある此を見る
地中の営みをみづから祝福し
わが一生の道程を胸せまって思ひながめ
奮然としていのる
いのる言葉を知らず
涙いでて
光うたれ
木の葉の散りしくを見
獣(けだもの)喜喜としてとして奔(はし)るを見
かくの如き因果歴歴の律を見て
こころは強い思愛を感じ
又止みがたい責(せめ)を思ひ
堪へがたく
よろこびとさびしさとおそろしさとに跪(ひざまず)く
いのる言葉をしらず
ただわれは空を仰いでいのる
空は水色
秋は喨喨と空に鳴る
    (大正3年作「道程」の巻末に収められている)

2019年10月21日月曜日

秋日和

こんにちは!
高村光太郎記念館です。
木の葉が色づいてきました。
これからは葉が1日1日と赤や黄色に染まり、私たちも楽しみです。
そして、この間の台風で沢山のどんぐりが落ち 、どこかにお届けしたいぐらい落ちました。
これはほんの1部です。どんぐりも沢山種類があり、まあるいのや、細いのや、とんがったもの、まさしく宮沢賢治の「どんぐりと山猫」の世界ですね。
日付は前後しますが、クラフト市の日、9月29日に2時から当記念館で
「お琴の調べ」と題して、宮城お琴の会主催の「平藤まり子さん」が
演奏してくださいました。
民謡のメドレー、童謡や愛唱歌、胡弓や地歌三味線まで、幅広く演奏してくださいました。
この日は平藤さんのお孫さんの「花ちゃん」が初めて一人で「夕焼け小焼け」などを演奏してくださいました。
かわいいお着物を着ての演奏です。
皆さん、拍手喝采で
来館者の皆さんは、響き渡るお琴の音色に心地よい、ひと時を過ごされました。
いつもボランティアでしてくださる、お抹茶のおふるまいも、今回も好評でした。

2019年10月18日金曜日

市民講座(後半)

後半は北上市から始まります
 後藤と言う地名にある碑です。
当時藤根村で小学校教師を永らく務めた高橋峯次郎さんが,自分の教え子を含め戦没者の供養のために観音さんや鐘突堂などを私費で作った場所です.
光太郎に観音像を依頼しましたが、「観自在こそ・・・」という詩を揮毫してくれたそうです。それを石に移したもので光太郎生前の数少ない詩碑の一つです
私たちとすれ違いに小学生が課外事業で訪れていました。
 センブリの花が咲いていました。
茸もありました。
シーズンなのですね。
 お昼は、北上市内にある「草のホテル」のランチをいただきました。
季節の芋の子汁が一緒で、ここでも秋を感じました。
茸が、色々な料理に入っていました。
光太郎も茸は大好物でした。
当時は栽培ではなく天然だったでしょうから、香りも格別だったことでしょうね。
 次は、二子城跡にある「ブランデンブルグ」の1節を碑にしたものです。
展望台から見ると碑がこんな感じでした。
展望台の真下に見えます。

 以前はこんな具合に碑からも見事な展望が見られたそうですが、現在は残念ながら草と樹に覆われています。
光太郎が花巻に住んでいる時代に、北上市に招かれています。その時に朗読されたのがこの「ブランデンブルグ」の詩です。
いつか建てた時のような景観で見れるといいですね。
こちらは 沢山のリンゴが生っています。「阿部の大将」と言われた阿部博氏の私有地です。
博さんの子孫の方が今もこのリンゴ園を守っています。
その一角に光太郎が阿部氏の為に作った「酔中吟」が刻まれています。
光太郎は、岩手のリンゴが大好物でした。
リンゴの栽培で、光太郎の住んだ山口地区が豊かになるように考えた一人です。
当時は野ウサギがたくさんいて、リンゴの根を食べられてしまったそうです。
阿部さんも光太郎に協力して林檎を植えた一人です。
 そして、旧雪印乳業花巻工場、現岩手雪運(株)花巻物流センターにあります「牛」の詩の一節です。
碑が牛のような姿をしているのが興味深いです
最後は光太郎が、何度か両親や、妻の智恵子の法要を行った、松庵寺です。
松庵寺という詩碑もあります。
珍しいことに、この詩を英訳したものまでありました。
なかなか個人では行けないような場所も訪問することが出来、興味深い1日となりました。何より雨が降らず、助かりました。
遠くから来ていただいた小山先生、本当にありがとうございました。

2019年10月16日水曜日

市民講座(前半)

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
お住まいのところは、台風被害はなかったでしょうか?
被災された方、心からお見舞い申し上げます。

先日10月7日 光太郎記念館講座が行われました
募集した定員よりも多く応募していただきました。ありがとうございます。総勢40名ほどの1行となりました。
 今回は、詩碑巡りでした。
まなび学園を出発しまして、
花巻北高等学校➡はなまき温泉➡駿河家➡高村ドーム➡共同墓地➡と前半廻りました。
花巻北高等学校では高田博厚氏に夜光太郎の胸像があり「岩手の人」の1節が刻まれています。校庭の一角ですが、キノコがたくさんありました。秋の景色です。
次は花巻温泉の開発に功績があった「金田一国士」の顕彰碑です。
生前に作られた碑です。
除幕式の写真も見せていただきました。
 向かいには今は閉館してますが、かつて天皇陛下や光太郎も招待され宿泊した「松雲閣」が見えます。
記念館駐車場で一休みして、光太郎を土地の世話から、作物を作る相談などありとあらゆることの相談役だった駿河さんの私有地に立っている、石碑です。
光太郎の字を使った、珍しい碑です。
道路の拡張でこの場所に移ってきたそうです。

共同墓地、旧山口小学校跡地、山関振興会館わきの「太田開拓30周年記念碑」
など、山口地区には光太郎ゆかりの碑が沢山あります
共同墓地には、珍しい白いつりがねにんじんの花がさいていました。
地区の皆さんがきれいに管理されていて、どこを歩いても気持ちのいい高原でした。

後半につづく!。

2019年10月8日火曜日

クラフト市

 みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。9月29日日曜日 森のギャラリーにおいて「クラフト市」を開催いたしました。
個人やサークル活動の方々、出品のご協力ありがとうございました。
1日だけでしたが、盛況に終わり職員一同満足しております。
木工用品はかわいい椅子や花台などが並びました。

 陶芸は生活用品から、オブジェまで幅広く沢山、出品していただきました。

 かわいいクラフトかごは大人気でした

 パッチワークや布小物、アクセサリー、迷ってしまいました。
「選ぶのが楽しい」
と、お客様の声でした。
出品作のグレードの高さに私たちも脱帽でした。
又こんな機会を設けてほしいと、来たお客様の声です。
私たちも大変楽しい時間を過ごしました。
ありがとうございました。