みなさんこんにちは
高村光太郎記念館です。
今回は、光太郎と智恵子の遺品である、ブランケットのお話です
この記念館が新しくなって、場所を移動するときに、光太郎の遺品を整理しました。
遺品は常時展示されているものと、時々企画展などで公開されているもの、また、非公開の物、とあります。
このブランケットは非公開のものです。
今回公開するにあたって、それぞれ専門の分野の先生方に研究していただきました。
物がホームスパン、という事で、染色や、織りの専門の方にもご教示を賜りました。
当記念館の企画の予定が詰まっていましたので、今回、盛岡の旧岩手銀行本店、「赤レンガ館」で、2日間だけでしたが初お披露目をしました。
沢山の方々に見ていただくことが出来ました
「 盛岡ホームスパンの祭典」です。
岩手はホームスパンが今でも根付いている場所です。
ホームパンは光太郎が住んだ、ここ花巻市太田村山口に根付かせようとした産業の1つです
その当時、光太郎がホームスパンの事で交流があった方の子孫の方が、今でもホームスパンを作り様々な活動をされています。
隣の「プラザおでって」という建物では、「蟻川工房」の喜久子さんや県立短大の菊池先生のスペシャル講演もあり、盛沢山でした。
当館長も、かけつけ、みなさんの関心の多さにびっくりでした。
来年はぜひ、当館でも展示して多くの皆さんに見ていただきたいです。
ホームスパンミーティング実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。