2022年9月20日火曜日

食への取り組み 

いつも当ブログを訪問して下さりありがとうございます。

皆さんのお住まいの所は台風被害はありませんでしたか?

こちらは朝雨が強かったのですが午前中にはすっかり上がりました。彼岸花が咲き始め花巻は稲刈りが始まります。

15日は光太郎ランチの日ですから、ご紹介します。

飾ったお花はりんどうとすすきです。

花巻もリンドウの花栽培が盛んで、花巻ブルーとして出荷しています。東京オリンピックの

ビクトリーブーケには岩手産のリンドウが使用されましたね。


すりリンゴ入り蒸しパン

白六穀ご飯

鳥肉カレー炒め

茄子の串焼き

大根菜の炒め

南瓜のサラダ

塩麴卵焼き

きゅうりの糠漬け

フルーツ

でした。

蒸しパンは光太郎のお得意料理です。

色々なものを混ぜてパンを作っています。すりリンゴもその中の1つです。

間引き菜も大事にして食べてます。大根菜の炒め物がそうですね。

是非花巻西南道の駅に予約してお求めください。


こちらは発売当時から裏表紙に光太郎レシピ、撮影の料理などを無償協力していますタウン誌 「マチココマガジン」です。

こちらは光太郎が食べたであろう食材を日記や書簡などからピックアップして私達やつかのもりLLCが作っている創作料理です。

光太郎の作ったり、食べたりした現実から,かけ離れないようにしていますが、現在手に入りにくいものがあったり、ガスや電気のない場所で、どうやって日記や書簡に書いてある料理を作ったかという事は話し合ったり調べたり興味は尽きません。

今回で32号になりました。1度に光太郎がこれだけ作ったわけではありませんが、なるべく発売される月の食材や料理を光太郎の文献から拾い

主食、スープ、メインディッシュ、デザート、飲物と揃えるよう努力しています。

勿論食器、小物、を考えるのも楽しく、大変な事です。

前の号から版が大きくなりました。が今回からレシピは中に書いてあります。

隔月から年4回になりましたが、私たちの研究は続きます。


 

2022年9月12日月曜日

出前講座 花巻市生涯学習課

先日、市内の「わかくさ女性学級」の講座に講演を依頼され、出前講座として「まなび学園」に行ってきました。

副代表の新渕が中心となり光太郎のハイカラ料理を紹介しました。

ただ紹介するのはつまらないので、あれこれ考えて、寸劇をすることにしました。

新渕が長年記念館に勤務し、光太郎とも家族で交流があった故愛子さんに扮し、ナレーター役をしました。

光太郎が泉から水を汲んでくる所から劇が始まります。

村の少女や、村のお母さん、いつもお餅や食料を届けてくれる村の人、など役は色々です。

荷物や郵便を届けてくれる学校の先生、などに扮して、光太郎の村の人たちとのかかわりとお料理のきっかけを演じてみました。


光太郎が郵便で届いたハイカラな食べものを紹介し、(バターや胡椒など)何を作ろうか思案しているところです。
みんなで光太郎の詩から「山の少女」を朗読しました。

その後光太郎が、山荘と呼ばれる山小屋でハイカラ料理を作っていた様子を、私たちの作ってきた「光太郎レシピ」の画像を交えながら少しお話ししました。

受講生のほとんどの方が、市内にある高村光太郎記念館に行ったことがないとの事。

これを機会に光太郎の何かに(作品や人物など)興味を持っていただくきっかけになればと思います。

最後に生涯学習課の千葉さんからねぎらいのお言葉がありました。

一同、大変うれしく、ここ数日の不安と心配がが吹っ飛びました。

休憩時間に皆さんに飲んでいただきましたカフェ ド シトロンです

「珈琲館より」という散文に書いてある飲物です。

それからこちらは佐々木朋美さんという花巻出身の若いシェフがランチを作って下さいました。受講生の1番のお楽しみだった事でしょう。

彼女は矢巾町にある「TOM」というレストランを経営しています。

光太郎の食に携わっていただくのは2回目ですが、いつも美味しくて大満足です。

またこんな機会を持っていただけたら嬉しいです。