2021年2月28日日曜日

森の探検、冬編

高村光太郎記念館です。

2月23日に市内の「ブナに守られる会」事務局長の望月氏に案内を依頼し記念館周辺の探検をすることになりました。

すこし雪も解け始めましたので、かんじきを履いての出発です

下にスパイクのようなギザギザがついて、坂も登れます。

長ぐつより幅が広いため、自分の足に引っ掛かり、転んだりするので注意です。

スキーコース以外は道もないので、雪の中をボツボツ漕いでの探検です。


これはリスが巣をつくるために木の皮をはいだ後なそうです。

リスさんとも会いたいですね。

更に夏は藪で行けない所、

木の上に秋にクマさんが食べた跡なそうです。あんな高い所まで登って木の実を食べている事にびっくりです。


ここは、雪が解けると遠めにしか近寄れない所です。

ミズバショウが沢山咲きます。木はハンノキです。

緑の小さい芽がミズバショウの芽です

これからが楽しみです。

ハンノキの花です。この辺はヤツカと言いますが、光太郎はこの花を銀モールの様だ。と言ってます。宮沢賢治の作品にもハンノキは登場します。
新しいキツツキの巣を作った木も発見。ここも雪が多くて巣と近くに見えますが、雪が消えたらずーっと上になります。

色々な発見があって楽しい1日でした。

 

2021年2月16日火曜日

光太郎ランチ2月

こんにちは 光太郎記念館です

いいお天気が続いたのでこれでも、雪がずいぶん少なくなりました。

きょうは15日光太郎ランチの日です。

今回も「ミレットキッチン花」さんのメンバーの方々がお料理を作ってくださいました。

毎月15日が楽しみになってきました。

今回2月ののメニュー

もち米くるみごはん

赤飯

目抜き粕漬焼き

塩こうじ玉子焼き

昆布・ニシン・牛蒡の煮つけ

切り干し大根と干し柿の酢の物

じゃが芋のケチャップかけ

らっきょう、きゅうり漬け

抹茶寄せデザート
今回も大変美味しかったです

日記からメニューに関係するところを一部抜粋します

昭和21年2月8日

曇り、時々雪ちらつき、又はれて日も出る。朝食雑煮、らっきょ、粕漬メヌキ鯛、一切を焼いてくふ。院長夫人のテガミにて粕漬の甘鯛とおもひしはメヌキといふものなりと知る。

昭和22年2月2日

西大三氏より抹茶、茶せん来る。新しい宇治の茶を早速のんでみる。やはり味よし。色もよし。夜、炊飯、中皿にてジャガトマトケチャップをかける。

昭和22年2月10日

今日花巻にゆかんと思いたりしが、昨日原稿を託送したので急ぐ事もいらず、今日粉雪降っているので中止す。ひる餅などくふ。コブ、ニシン、ゴボウなどを煮ておく。夜ニシンの煮つけでくふ。

              (窓の奥に山荘が見えます)

2月は雪が多くて冬ごもりの季節です。乾物のスルメや大豆、干し大根、コブなどをコンロでコトコトにて柔らかくした料理ができます。読書の傍ら、コーヒーやビスケットは1番のたのしみだった事でしょう。
 

2021年2月7日日曜日

スキー大会

高村光太郎記念館です。

先日5日の大雪で「光」の看板が見えなくなるくらい雪が降りました

地元の私たちもビックリするような近年にない降雪量です。

開館前の除雪作業の方も大変です

橋も通れますが、スキーコースと大差ないくらい積もっています。

この時期、光太郎の日記に、「今日は誰も訪問客なし」という言葉が時々書いてあります。

こんな大雪では歩くこともできず、訪問する人もあきらめたことでしょう

さて、昨日から市内と県のスキー大会が開催されてます。

コース審判でしょうか、夕べから降っている雨の中選手を見守っています。

上の写真と比べると雨のせいで随分雪が少なくなりました。

コースの途中には応援部隊もそろっています。

暖かくなったのはいいですが、雨は雪と違って濡れるので大変ですね。

今年はコロナなので、ここから皆さんに声援を送っていますよ。

がんばれー!!