今年の開館は27日本日までです
来年は1月4日(月)からになります。
コロナで大変な年でしたが、開館中は沢山の方々に来館いただきありがとうございました。先日からの雪は少し落ち着きましたが
例年より沢山の雪が降りました。
歓声が上がり、こちらまで楽しい気分になります。
皆様も,良いお年をお迎えください
職員一同
今年の開館は27日本日までです
来年は1月4日(月)からになります。
コロナで大変な年でしたが、開館中は沢山の方々に来館いただきありがとうございました。先日からの雪は少し落ち着きましたが
例年より沢山の雪が降りました。
歓声が上がり、こちらまで楽しい気分になります。
皆様も,良いお年をお迎えください
職員一同
高村光太郎記念館です。
12月としては珍しい大雪になった記念館です
この周りは冬はクロスカントリーのスキーコースになっています。
雪が積もってうれしいのはスキーヤーです。
今度の土日は、練習に来る方が多いことでしょう。
「クリスマスの夜」
という詩があります。
少し長いですが、光太郎の若き日(大正11年)に発表した作品です
東京での作品ですからこんな雪景色はまだ見たことがないころの作品です
わたしはマントにくるまって
冬の夜の郊外の空気に身うちを洗い
今日生まれたという人のことを心に描いて
思わず胸を張ってみぶるいした
ーー彼の誕生を喜び感謝する者がここにも居る
彼こそは根源の力、万軍の後楯
彼はきびしいが又やさしい
しののめの様な女性のほのかな心が匂い
およそ男らしい気稟(きひん)がそびえる
此世で1番大切なものを1番むきに求めた人
人間の弱さを知り抜いていた人
人間の強くなり得る道を知っていた人
彼は自分のからだでその道を示した
天の火、彼
ーー彼の言葉は痛いところに皆触れる
けれども人に寛潤な自由と天真とを得させる
おのれを損ねずに伸びさせる
彼は今でもそこらに居るが
いつでもまぶしい程初めてだ
ーー多くの誘惑にあいながら私も
おのれの性来を洗って来た
今彼を思うのは力である
この土生骨を太らせよう
飽くまで泥にまみれた道に立とう
今でも此の世には十字架が待っている
それを避けるものは死ぬ
私も行こう
かれの誕生を喜び感謝するものがここにも居る
暗(やみ)の夜路を出はずれると
ぱっと明るい灯(ひ)がさしてもう停車場
急に陽気なまちのざわめきが四方に起り
家へ帰ってねる事を考えている無邪気な人達の中へ
勢のいい電車がお伽話の国からいち早く割り込んで来た
(高村記念会 高村光太郎詩集より)
仮名は現代仮名にしています
高村光太郎記念館です
15日から降り始めた雪がどんどん積もりました
周りは真っ白な世界です。
今日は青空も見え素晴らしい銀世界になりました。
住んでいる頃は屋根から煙が見えたことでしょう。
こんな日は光太郎のもとにも、訪れる人もなく静かに大好きなお茶をたてて1日を過ごしています
まだ2,3日降り続くようですから、足元にはお気をつけていらしてください。
ジャーーン。今回も盛りだくさんですね。光太郎がよく作っていたイカと大根の煮物
おいしかったです。
其れから、穴子入り玉子焼きはボリュームがあって、食べ応えがありましたよ。
毎月15日の光太郎ランチ楽しみですね。
記念館ではお弁当を作って下さる「ミレットキッチン花」に光太郎が食べたであろう食材と
月毎に提供させていただき、メニューもその食材から皆さんで決めていただいているとの事です。
箸袋、今回はサンタとリンゴです。
今回のメニューのきっかけになった光太郎の日記の一部も添付してあります
*きのこご飯
*12穀入りご飯
*大根とイカの煮つけ
*穴子入り玉子焼き
*かぼちゃの茶巾絞りチーズ入り
*ブロッコリーとくるみのオイル焼き
*チキンロール
*シュークルート
*リンゴ
楽しみなメニューです。
お近くの方、是非お買い求めください
「ぐるっと花巻再発見」
というタイトルで、高村光太郎記念館も参加しています
高村光太郎記念館です。
木の葉を落とし、森はすっかり冬支度になりました。
音楽(ブランデンブルグ協奏曲)やイルミネーションは点けてあります。12月28日から1月3日までは年末年始の休館になりますが、他の日は8時半から4時半まで開館していますので気軽にご来館ください。
チケットは記念館でお求め頂き、検温とご連絡先のご記入をお願いしております。