2024年5月20日月曜日

小さな高村祭

いつも、当ブログに訪問下さりありがとうございます。花巻も田植えが盛んです。

5月は光太郎が昭和20年に、花巻に疎開してきた月です。

15日に東京を出発し、16日花巻に到着したようです。

光太郎ファンの有志の方々で、光太郎が疎開記念日と決めて賢治の実家にご挨拶に行っていた日ですから、光太郎を偲んで山荘近くの「雪白くつめり」の詩碑の前で好きな詩を朗読しました。

山荘は緑にあふれ、光太郎の大好きな季節です。


自宅の花を持ち寄り、ファンの方がいつも飾ってみているという光太郎の写真も飾りました。


60年以上も続いていた高村祭には及びませんが、光太郎を思う気持ちです。

皆さん朗読が上手なんです。

今度どこかでご披露していただきたいものだ、と思いました。

「田植え急調子」

「ぼろぼろな駝鳥」

「山からの贈り物」

「案内」

「同姓同類」

「雪白く積めり」

「月にぬれた手」


きっと光太郎も花巻に特別なファンがいることを知り喜んで下さったと思います。
 

2024年5月8日水曜日

食のイベントに参加です

いつも当ブログを訪問して下さりありがとうございます。

前のブログからの更新、又遅れてしまいました。あっという間の1か月でした。

私達が食のイベントに参加する為に、沢山の話し合いをし、全員の試食会も2回、練りに練ったお弁当作りに参加しました。

花巻市東和町土澤でアートクラフトフェアが開催されました。なんと300店以上の参加者がある大イベントです。

お天気にも恵まれ沢山の人で賑わいました。

いつもお世話になっている。ワンデイシェフのお弁当作りです。↑の写真の外の植栽のお花も素敵なんですよ。

スタッフの,sakiさん、おにぎりの握り方が素晴らしくて、つい写真をパチリ、小さな小人さんが沢山!!かわいくっておいしそう。

光太郎が疎開してきた時、花巻の白米がおいしくてつい食べ過ぎてしまう。と言ってます。

本当に美味しかったのでしょう、今も花巻のお米はおいしいですよ

さて、1日目はお弁当110食、ここに半分お弁当を並べて詰めていきます。

まづ、此処までにするのが大変!お米係は(おこわも)5時起きです。食材を買う量がもう大変な量ですから、ここに届けてそれから食材を量ってカットして下茹でして、普段のレストランや食堂、ホテルや旅館の厨房の方の凄さやご苦労ががわかりました。

1つ1つ、間違いがないか点検しながら詰めていきます。

光太郎は食事は食べる前にまず眺めて目で楽しむ、それから味わうと言ってます。彩も大事なことですね。

土澤駅は釜石線です。今は無人駅になってしまいましたが、この日は沢山の人が乗車してきました。光太郎が釜石線に乗って土澤に来たという記録はないのですが、ここ東和町はホームスパンの染色家として知られる及川全三の住居や工房のある所で、及川全三は光太郎とも交流があった人です。日記も数年抜けていますので、もしかしたらいらしていたかも、なんて想像してしまいます。


1日目のお弁当です。お店をオープンしてなんと45分で完売しました。

嬉しい悲鳴です。いらしたお客様、本当にありがとうございます。

つづく