個人的に留守をしたものですから、更にブログに間が空いてしまいました。お詫び申し上げます。
さて、太田地区振興会が主催した「光太郎はなぜ花巻に来たか」のイベントを県立花巻南高校の文芸部の方が聞きに来てくださって、
「光太郎に会った方に是非お話をお聞きしたい」というご要望があり、光太郎が名付けて活動をした賢治子供の会の会員だった、熊谷さんという方にお願いし、学校に行ってきました。
文芸部の部員が大変少ないのですが、大変立派な活動をなさっており、私、個人的に卒業生としましては感激致しました。
この学校は花巻高等女学校から花巻南高校になり、女子校でしたが、場所を少し郊外に移転した時に共学になりました。女学校時代宮沢賢治の妹トシが卒業し、かつ教鞭をとった学校です。大変優秀な方だったそうです。トシの最期の様子を詠った「永訣の朝は」有名ですよね。賢治の良き理解者だったそうです。
立派な文芸部誌をいただいてきました。きちんと読みたいと思います。
光太郎とどんな事で関わって、またどんな詩が好きか、と言われて、自分が記念館に勤めて知った光太郎の姿と、昔は光太郎が若い時の詩に興味があったが、晩年の花巻に住んだ頃の詩を改めて読むとここの景色が自然に浮かぶ事と、朗読で詩は大きく印象が変わる事などを先輩なので出しゃばってお話してきました。
熊谷さんにはご自分が小さい時何度か賢治子供の会で光太郎に劇を見ていただいた時の印象を思い出深くお話していただきました。現在でも朗読などのボランティア活動をなさっているそうです。
若い方々との貴重な時間を作って下さった、南高校の菊池先生に感謝申し上げます。
美校に学んだ方たちの回想記念誌です。光太郎の祝辞や、講演も載っています。
特別支援学校の教師だった加岳井さん、素敵な世界でした。
よだかの星の絵もありました。
撮影可能なのですが、ガラスに反射して自分が写るのです。可愛い場面を映したつもり。成功したかな?
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