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今回は紫波町のビューガーデンを訪問したお話からです。
ここは東根山のふもとにある、
紫波町小屋敷字、です。
もとは牛の放牧地だったそうですが、宮沢賢治の親友で、「セロ弾きのゴーシュ」のモデルと言われる藤原嘉藤治氏が賢治の思想を背負って開拓をした場所です。
その場所をビューガーデンのオーナーである瀬川さんがここにガーデン関係の会社を作り、嘉藤治氏の顕彰活動も一緒にされている方です
今回思いがけず、花巻市役所の生涯学習課の方と一緒に、瀬川さんのお話を聴くことが出来ました。
嘉藤治氏と光太郎は宮沢賢治全集を作る時から始まります。
光太郎はここ、嘉藤治氏の元を訪れこの景色を見て
「この眺めは天然の舞台じゃないか」
と言ったそうです。
光太郎と嘉藤治氏が一緒に全集の完成祝いをしています。
編集には錚々たるメンバーが顔を連ねております。
嘉藤治氏の名前もありますね。嘉藤治氏は賢治と出会ったころから花巻高等女学校の音楽教師でしたが、そこを辞め上京し、この全集を作るために大変な労力をされた方です。賢治の弟の宮沢清六氏との手紙のやり取りは180通以上にもなるそうです。
そして郷里に戻ってからも、みずから開拓に入り、他の大変な開拓者を応援したり県や国に陳情に行ったりと人のために尽くした方だったようです。
瀬川さんありがとうございました。
さて、こちらはすっかり道の駅の顔となった「光太郎ランチ」です。
茸やリンゴ、光太郎の好物が並びました。
今回お米が新米でした。それも道の駅の名物になるといいですね。
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