2020年10月8日木曜日

智恵子の毛布公開中

高村光太郎記念館です

朝晩少し冷える気候が続いています。

敷地内の木々も少し色めいてきました。

玄関から見えるヤマボウシも少しお化粧が始まりました。

これからここは光太郎が「美しい!」と言った、紅葉が始まります。



さて、10月5日から「高村光太郎とホームスパン」という企画展で奥さんの智恵子が大事にしていた毛布(ブランケット)を公開しています。イギリス製でエセルメレという作家のものに、ほぼ間違いないという事です。県立大の菊池直子教授に研究をしていただきました。100年程経過していますが、ほぼ、無傷で、色も当時とほぼ変わらず、遜色ないということです。光太郎の所持品としても貴重ですが、ホームスパンという分野でも大変貴重なものです。

それを証明するには色々な要因がありますが、大まかに、

1つに当時、茶色い部分の毛の羊が日本には居なかったこと。(カラードと言って染めていない部分です)

1つに織り幅が広く、当時日本にはない織り機幅の織物だという事。

1つに光太郎が、バーナードリーチと友人であり、リーチがエセルメレと当時銀座で展示即売会を2回していること。

1つに光太郎が、後に智恵子にせがまれて毛布を買ったというエピソードを毛布を見せた人に話していること。

1つに光太郎が、戦後この毛布を見せて、イギリス製と言ってたこと。

1つに光太郎が、花巻に住んでいるホームスパンの製作者に何度も見せて、参考にしなさいと言っていること。

等まだ沢山の要因がありますが、それはこちらに来てお確かめください。

2回の戦火からこの毛布を守った光太郎の心の声も聞こえてきそうです。



玄関廻りも少しホームスパンの道具を集めました。

11月23日まで公開ですが、この紅葉を楽しみながらぜひご来館ください
 

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