9月に花巻市立太田小学校の6年生と交流しお互い高村光太郎の事を披露する機会に恵まれました。私達はいつもの、ある日の光太郎の劇です
最近はスタッフが増えて少し内容も充実して来たんですよ。
でも、緊張感は変わらずです。なかなか慣れませんね。光太郎が村人からご馳走をいただいたり、お礼にお菓子や雑誌など当時なかなか手に入りにくかったものを差し上げていた事や郵便屋さんが光太郎の家まで来なかったので小学校に出入りして子供たちと交流していた事など、精一杯演技しているつもりです(^◇^;)
6年生の皆さんからは
「少年に与う」
という詩の朗読を聞くことができました。
この小父さんはぶきようで
少年の声いろがまづいから
うまい文句やかはゆい唄で
みんなをうれしがらせるわけにはゆかない
そこでお説教を1つやるとしよう為よう
みんな集まって本気できけよ
まづ第一に毎朝起きたら
あの高い天を見たまへ
おてんきなら太陽、雨なら雲のいるところだ
あそこがみんなの命のもとだ
いつでもみんなを見ていてくれるお先祖さまだ
あの天のやうに行動する
これがそもそも第一課だ
えらい人や名高いひとにならうとはけっしてするな
持って生まれたものを深くさぐって強く引き出す人になるんだ。
天からうけたものを天にむくいる人になるんだ
それが自然とこの世の役に立つ
窓の前のバラの新芽を吹いている風が
ほら、小父さんの言う通りだといっている
昭和18年詩集「をじさんの詩」より
代表がサンタになって(学校には光太郎がサンタに扮した写真があります)キャンディをプレゼントしました。
楽しいひと時でした。
こちらは岩手県立花巻南高校の家庭クラブの皆さんと先生です
今年も土沢アートクラフトフェアにお弁当を出す事になり、家庭クラブの皆さんが、レモンケーキを作って応援に来て下さいました。お客様はお嬢さん達のプレゼントに大喜びでお弁当もあっという間に完売でした。若いエネルギーをもらった日々でした
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