季節は5月、光太郎の住んだ郷も花で覆われるいい季節です。
例年ですと5月15日は高村祭の日でした。
コロナで今年も中止です。
光太郎は昭和20年5月15日、友人の宮崎稔氏と上野を発ち翌日10時ごろ花巻に着き、迎えに出た宮沢賢治の弟の清六氏と共に宮沢家に着きました。
(光太郎の日記には午前7時過ぎ、出迎えに出た清六氏の回顧談の山居7年では10時頃)
昔は半日掛かるかなりの長旅です。
5月17日「高熱を発す 佐藤花巻病院長来診、肺炎と診断、臥床、看護婦来る」
と自分で書き、翌18日から6月3日迄記載がありません。
お湯に入り、「幽𨗉境也」(ゆうすいきょうなり)と書いています。
幽𨗉とは景色などが奥深くて物静かな事、なそうです。
病後の温泉は体に浸みたことでしょう。その西鉛温泉、現在無くなったは残念ですね。
蕨やうるいなど山菜も豊富に入っていました。
来月はお近くの皆さんも是非いかがでしょう
数が少ないので、予約も忘れずに。はなまき西南道の駅です。
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