2022年3月10日木曜日

企画展、始まりました

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ただいま、花巻にある高村光太郎記念館にて、光雲作の「天鈿女命展」を開催しております

会期が5月15日迄と長いので、是非ご覧になっていただきたいと思います。

少し中身をご紹介します

光太郎が書いた「彧彧」という字です。

光太郎が使ったのでしょうか?裏にコートや帽子がかけれるようになってます

上は、佐藤隆房氏の字で、宮沢賢治の実家の主治医でもあり、光太郎が山里に住まわれている時、食糧や医療の面で大変助けてくれた方です。

光太郎は山口に来る前は佐藤氏の離れに住んでいましたので、部屋にも名前を付けて未完成の物が記念館に展示しています。


こちらは光太郎のもう1つの顔、

翻訳家の仕事ぶりです。

色々な翻訳をしていますが、アメリカの詩人、「ホイットマン」は大正時代に翻訳しています

戦後花巻に疎開してから、後にホイットマンの第一翻訳者となった長沼重隆氏との手紙のやり取りを見る事が出来ます。

肝心の木彫は、後ろからしか写せませんでしたので、ぜひ足をお運びください。
それから今回の目玉?とも思っています、企画展の資料です。

企画展開催期間中、記念館にて、無料で差し上げます。

小山弘明氏が先日リモートで「光雲と光太郎」、そして「3代目東雲」の事に関して講演してくださいましたが、その内容と「ホイットマン」などの展示品の説明が20ページもある資料です。


素晴らしい出来ですから、是非作品と一緒にご覧になってください
 

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