今年は暖かいと思っているうちに、岩手には沢山の雪が降りました。
光太郎が生きていたら、囲炉裏に火を焚き、乾物や蓄えていた野菜などを使って、今日は何を食べようか?と考えていたでしょうか。
小屋の気密はほぼないような建物ですからつららも太くて長かった事でしょう。
箸袋も、よく見ると「ポスターカラーで書いた日の丸を雪にさす」というところまで描いてあります。
光太郎の食べた食べ物を今再現しようとすると、ずいぶん高価なものになるものが沢山あります
高級食材という事になります。
光太郎の住んだ山口地区は昔、開拓地ですから粟や稗、そば大豆など雑穀が主な栽培品だったようです。そば粉もよく村の人からいただいて、今回のそば粉パンなどバリエーションが多くあります。
冬は大豆や乾物のニシン、こぶなど前の日に仕込んで置き、柔らかくして食べたようです。雑穀は慣れないせいかよくお腹をこわしています。
ビタミンにはキャベツのシュークルートが欠かせず、酢を頻繁に買っています。凍りにくいのもありがたかった事でしょう。
ミカン、リンゴ、いずれも高価なものの1つであったようです。
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