2025年12月14日日曜日

いよいよ始まりました

「やつかのもりllc」がずっと温めてきた企画、高村光太郎が関わって製作された宮沢賢治全集を今回公開することができました。
大変うれしく思います。
宮沢賢治全集が発刊されたのは
初めは文圃堂から3巻、昭和9年
2回目は十字屋から6巻+別館 昭和14年
3回目は日本読書組合版 6冊 昭和22年
4回目は筑摩書房 11巻 昭和31年
の4種類になります

今回この4種類の書籍を全巻、宮沢賢治イーハトーブ館からお借りする事が出来ました。
1度に公開するのは初めての事のようです。



宮沢賢治全集の字体は勿論、外箱や表紙のデザイン、挿画など光太郎のセンスが光ります。
ブルーの布地に金字だった1回目、高価な柿渋の和紙を使った2回目、
3回目は表紙の装丁を試作だけで25,6回されている事。
4回目は東京に戻って病床の中、巻数の六迄は書かれたとされています。外箱や後ろの装丁に「賢さ」の字をいれているのも光太郎のデザインです。

今回はこの4回の全集を作るにあたって、賢治の弟の清六氏や賢治の友人藤原嘉藤治氏が大変な努力されて出版にこぎ着けた手紙なども公開しております。



また、桜地人館からは雨にも負けず、の光太郎の書、そして、光太郎が揮毫している賢治詩碑の除幕式のビデオも公開しております。なんと昭和11年のビデオです。


これから雪も多くなりますが、館内は暖かいので是非足をお運びください。
雪景色は光太郎も美しいと感激した場所です。

そして今回の企画の監修をお引き受けくださった小山弘明氏
資料などで瀬川正子さん、
宮沢和樹氏、
花巻イーハトーブ館、
桜地人館、
そして花巻市に感謝申し上げます。