2024年11月14日木曜日

光太郎も見た景色

 

いつも当ブログを訪問して下さりありがとうございます。

PCの調子が悪くアップロードが出来ず、報告もさまざまありますが、

今日は晩秋のこの景色を皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

光太郎は秋になるとこの色づく様を日記にかいています。

東京育ちの光太郎は山の木々に囲まれた生活は経験がなかった事でしょう。

「1木1草まで紅葉して壮観です。」と友人に便りを出しています。

ここは旧記念館ですが、光太郎はこの土地に住むことを決め、この辺も自分の住処の候補にしてたようです。村人が往来するのでうるさいだろうという事でやめたようです。

奥には智恵子の泉もあります。

今年は雨が極端に少ないので泉の具合はどうでしょうか?


ここは「雪白く積めり」の詩碑です。

ここで春、コロナで休止するまで毎年高村祭を開催していました。

モミジは勿論、エゴの木、、栗やアブラチャン、やまなしの木、上澄み桜、沢山の色づいた木々に囲まれます。

この広場に、光太郎は図書館や音楽堂などを建てたいと知人に話しています。



詩碑の南側に広がる景色です。

今年は気候が良く、雨が少なくお出かけにはいいのですが、池とか小川には水がなく流れていない状態です。

この色も素敵ですね。
秋、ようやく深く、といったところでしょうか。
こんな景色を眺めながら、沢山の詩を書きました。

光太郎風に

「今年も紅葉うつくしく、ハジ、ヌルデ、ウルシが妍を競ふという有様です。」

是非お出かけ下さい。